3月6日、超大型客船クイーンメリー2が初来日しました。このクイーンが東京湾に
入ってくるところを船で追っかけてってみんなで見ようという素敵企画が開催されました
ので思わず参加してみたり。
![]() | Nils Schwerdtner Seaforth Publishing |
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この企画を主催したのは横須賀で猿島航路や軍港ツアーを運営する
株式会社トライアングルという会社。今回クイーンに長時間並走しながら
追っかけるというイベントクルーズはココだけという事でしたが、軍港ツアーといい
各方面に広く顔が利くのでしょうか?

まだ夜中の午前3時半、家から出発していてはとても間に合わないので、今回は
横須賀にて1泊してから、猿島行きの船が出ている戦艦三笠の隣に集合。

今回は大小2隻の船で計100人ほどが参加。いやーモノ好き多いですなあ。
女性も何人かいました。今回クイーンは入港予定を30分も急遽繰り上げたので
こちらの出港も30分早まってしまいました。最早ついてこれるヤツだけ来い状態。
午前4時15分出港。猿島の脇をぬけてまだ真っ暗な浦賀水道に一際明るい光の
集まりが。
距離1,000mあたりまで接近。全長345mと先の空母ジョージワシントンより
巨大な船体はまさに街一つ丸ごとといった趣。暗闇の中でも圧巻です。
煙突の横に輝く"Queen Mary 2"のサイン。朝5時というのに結構な人が起きて
デッキに居ますね。
しかし今回はあまりに暗い上に揺れる船の上という最悪な撮影条件。この距離では
フラッシュも無意味なのでISOを最高感度に上げてのあとは数打ち当たるの論理で。
ノイズが酷いのはご勘弁下さい。
夜明けが近づき徐々に明るくなってくると、ようやくクイーンの全貌が明らかに。
この巨体が自分で動いている姿は見ていて不思議な感じです。
因みにこれだけデカイのに最高で28.5ノットと軍艦並みのスピードが出せるのです。
接岸作業中。クイーンは残念ながらその巨体ゆえに横浜ベイブリッジが潜れない
ので、橋の手前にある大黒埠頭に接岸しました。仕方ないとは言え、これだけの
豪華客船を貨物埠頭に着けさせるというのも少々失礼な感じがしますね。
クイーンが接岸し終わると船は水路を通って横浜港回りで帰途に就きました。
途中見えた横浜大桟橋には高速カーフェリーのナッチャンWORLDの姿が。
船会社が青森−函館航路を撤退して宙ぶらりん状態になってるので今後の行く
末が気になる船です。
先ほどとは丁度反対側になる横浜港の入口あたり、ベイブリッジを潜った直後に
今日最後のクイーンが望めました。
このように周りに何かあると、より一層巨大さが強調されます。
かくして約3時間に渡る追っかけクルーズは無事終了。ずっと曇天なのが残念
でしたが、まあ雨が本降りにならなかっただけマシだったかと。次回あったら
また参加したいですね。